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7期目を終えて 万聖節の前夜に

2025年10月31日

 

2025年10月31日、株式会社日露サービスは無事7年目を終えることが出来ました。日頃よりご愛顧下さっているクライアントの皆様、通訳翻訳者の皆様、プロジェクトの関係者の皆様に心より厚く御礼申し上げます。弊社の活動にご理解とご協力を賜ることで、今日も事業を展開することが可能であることを深く感じる一年で御座いました。明日は万聖節、すべての聖人と殉教者に敬意を払う日ですが、偶然、万聖節前日、すなわちハロウィンと弊社の期末の日は重なります。

 

今期の大きな出来事としては、「ウクライナ避難民の方によるウクライナ家庭料理教室」が35回を迎えたことです。2022年9月、この支援事業はウクライナ避難民の方に対し、日本語の知識なしに日本人を対象とした小さなお仕事を提供すること、日本人と交流の場をもって頂くことの2点を基本理念とし始まりました。この3年間で10名方にご参加頂き、作ったメニューは37品。ちょっとしたレストランが開けそうな展開となりました。リピートメニューはボルシチと赤ピーマンの肉詰めトマトクリーム煮でした。前者は、旧ソ連のスラヴ語圏の定番料理、おふくろの味といった趣のメニューですから、具を変えて5回作り、後者は毎年1度は必ず作る料理となりました。弊社サイトブログに第33回がありませんが、これは皆さんで「おさらいレシピ」として赤ピーマンの肉詰めトマトクリーム煮を作った回です。当初、この料理教室をレンタルキッチンなどで開催し、拡大することも考えましたが、あくまで長く支援することが目的ですので、ウクライナ支援と家庭料理にご関心のある有志の皆様を対象に、小さく行っております。そのような過程で、35回も実現できたことは主催者として感謝の念に堪えません。このイベントは、引き続き継続して参ります。

 

新たな出会いも御座いました。今年は駐日ドイツ大使館におけるバーベキューパーティとペトラ・ジグムント大使閣下主催の「Sommerfest 夏祭り」に御招待頂き、日頃より日独交流に邁進されている皆様とお話しする機会に恵まれました。2025年は弊社はソ連と1世紀の記念の年でしたが、ドイツとの交流は大正時代に大伯父のドイツ留学に始まり、115年ほどの絆がございます。日本とドイツの交流を拝見しますと、その揺るぎなさはもとより、若い世代の交流に力を入れているさまは大変勉強になりました。平和と安定の価値がますます高まる国際社会で、私達はもういちど他の国々との心休まる友好的な関係が、いかに大切なものか考える機会を与えられているのかもしれません。ちなみに、弊社では、ドイツ在住のウクライナ避難民の方もサポートさせて頂いております。

 

創業以来、2年間は新型コロナウィルス、3年間は戦争と、弊社の短い歴史の半分以上は世界を震撼させる出来事の余波を受けており、決して平坦な道のりでは御座いません。私個人は今年で社会に出て27年過ぎたところですが、楽しい、楽しくないを全く別として、バラ色の時代の方が少なかったように思います。しかしながらロシア・旧ソ連と関わり続けることで様々な良いこと、悪いことを経験して参りましたが、振り返ればどの瞬間も皆弊社の事業の明日への糧となっております。リスクを取ることを恐れず、不死身(!)にして不屈の精神で歩み続けてまいります。

 
 

万聖節の前夜に

 

株式会社日露サービス

代表取締役社長

野口久美子

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