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第31回ウクライナ避難民の方によるウクライナ家庭料理教室★夏のランチはビーツの冷製スープ

2025年6月8日

冬が寒いウクライナやロシアですが、夏は本当に暑い。平気で30℃になることもしばしばです。モスクワに暮らした頃は、エアコンは短い時期と言えど、必需品。夏の夕暮れは日も陰り、散歩をするにはとても楽しい時間です。なかなか沈まない太陽を眺めながら、現地の友達や同僚たちとカフェでお喋りに興じた夏は、今では遠い想い出です。

 

さて、以前からヴェーラさんは「夏には、アクローシュカを作ってみませんか」と勧めて下さっていましたが…。クワス(ライ麦と麦芽、あるいは乾燥したライ麦パンから作るスラヴ諸国の伝統的炭酸飲料)で作る冷製スープは、いかんせんハードルが高い。まず日本で美味しいまともなクワスは入手が難しいこと。ええ、あっちで食べましたよ、アクローシュカ。食べましたが、日本人にはやや難しいお味なのです!そこで代替案、ビーツの冷製スープ「ハラドニーク」です。直訳すれば「お冷」、シンプルな冷たいスープです。サラダ・スープと言ってもいいようなものですよ、とヴェーラさん。それでは、東京は30℃越えの今日、そんな夏の香りのスープを作っていきましょう!

 

まずはビーツをしっかり茹でます。

 

 

茹でたビーツに茹でたじゃが芋、きゅうりなどを小さく切り、お鍋に入れます。ビーツは要注意、手もまな板も一瞬で真っ赤になります。でも、私達はノープロブレムよ、これまで何度もボルシチを作ってきて、もうビーツの扱いはまかせてってくらいね。

 

 
混ぜ合わせた材料がこちら。
 

 
ここにヨーグルトと水、調味料を加えて…
 

 

 出来上がりです!「とっても早いでしょう?材料を切って入れるだけですからね」とヴェーラさんも余裕綽綽です。ちなみに、最後にスープを冷やすために砕いた氷を少し入れるのもポイント。その名の通り、冷たいスープなのです。

 

 

 

「うわー!カワイイ色!」「ほんと、サラダみたい」参加者の皆さんも、初めてのエキゾチックな冷製スープに感嘆の声。「これっていつ食べるんですか」「夏のランチです。ダーチャに行ったら、さっと作って青空の下で食べたりもします」「学校給食で出たりとか…」「いいえ、出ません。新鮮な材料で正しく作らないといけませんから、手間がかかります。保存も考えないといけませんし…」野菜たっぷりで、肉類は一切なし。今日はバルサミコ酢を使いましたが、一般的にりんご酢を使うそうです。また、水の代わりに炭酸水を使って美味しいとか。アクローシュカが微炭酸なので、抵抗はないのでしょう。甘さと酸味をバランスよく保つのが、このスープが美味しく仕上がるか否かのポイントです。

 

 

ハラドニークで夏の気分を先取りしてみました。ちなみに、親愛なるこのブログの読者の皆さん!この美しいマゼンタは、弊社のコーポレートカラーなのです!ロシア人のデザイナーさんに「ボルシチにサワークリームをちょこっと入れた色にしてね」と頼んでできたのが、弊社の船のロゴマーク。マゼンタは私どもにとっても元気の出る色なのです。個人的にはボルシチ・ピンクと呼んでいますが…。次回は、シンプルかつ人々に愛される、そんな肉料理に挑戦します!

 

株式会社日露サービス
代表取締役社長
野口久美子

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