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7期を迎えて 100年前という昨日に

2024年11月1日

   

本日、弊社は7年目を迎えました。2018年に開業し、瞬く間に過ぎ去った時間を振り返れば、決して理想通りに行った筈もなく、同時に、思いもかけない出会いの喜びもありました。

   

新聞記者であった大伯父・池田林儀(いけだしげのり)は1925年に日ソ基本条約締結の第一信を報道するため、その年の2月に雪降りしきるモスクワに派遣されました。当時、日本とソ連の関係はこの条約を機に好転し、まさに昨日の敵は今日の友となったことを著作「白樺の色紙」に刻銘に記しています。あれから100年の時が流れ、今日の日露関係はまるで真逆のものとなり、二つの国はますます遠ざかってしまいました。素晴らしく刺激的で、素晴らしい人々との出会いの海であったロシアは「いつか訪ねた想い出の国」となり果てたことを、とても残念に思っています。決して変えることのできないこの状況を、黙って打ち眺めるしかありません。時は、いつかこの問題を解決してくれることでしょう。

 

新たに始まるこの1年、きっと思いもかけない出会いの喜びが私達を待ちうけているのでしょう。思いもかけない辛いことも、あるかもしれません。何があっても、この仕事を始めた頃の気持ちを忘れずに、前に進みたいと思います。

 

株式会社日露サービス

代表取締役社長

野口久美子

 

 

 

 

 

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