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第32回ウクライナ避難民の方によるウクライナ家庭料理教室★豚肉のグレーヴィー・ソース煮&カニカマサラダ

2025年7月1日

旧ソ連圏、特にウクライナとロシアにおいてポピュラーで、日本人におなじみの食材…。それは!「カニカマ」です!

 

 

もう、懐かしいったらありゃしない。私が小学生の頃、一正食品の「オホーツク」がCMを流してカニカマの代名詞だったのだ。ハバロフスクで働きはじめ、社員食堂にカニカマと白菜のサラダを見たときは、本当に驚いた。ロシアと言えば、本物の蟹がとれるのに、好きこのんでカニカマをサラダにするなんて。やだ~、本物食べたいよ~!私は本物の蟹は大好物なので、ロシアに居ながら蟹よりカニカマばかり食べさせられる状況には納得がいかなかった…。それから長い月日を経て、ロシアの東はカムチャツカ半島を訪れた時、蟹を賞味する機会に恵まれる。安くて、美味しい。現地の地熱発電所の職員が「カムチャツカ半島の北部はとても貧しい。食べるものがないんですよ」まあ…、知らなかったわ。そんなに?「蟹以外は」。それだけ蟹が取れる夢と魔法の王国なのだ!ちなみにサーモンも安くて美味しい。パラトゥンカという温泉郷の宿で、むいた蟹足とサーモンにいくらをたっぷり食べて、確か3,000円もしなかった。この国際情勢では、もうしばらく訪れることはないのが、残念…。

 

ちなみにこれが、カムチャツカの蟹です。

 

 

まあ、そんな昔話はさておき、ロシア語圏ではみんな大好きカニカマのサラダと豚肉のグレーヴィー・ソース煮を教えて頂きます!

 

まずは、豚肉、玉ねぎなど材料を切ります。厚手の鍋に油を入れ、肉を焼く。すこし焦げ目がつくまで強火で焼くこと。その後、玉ねぎを加えてしっかり炒めます。お湯を入れ、ふたをしてから30分ほど煮込みます。

 

 

肉と玉ねぎを煮ている間に、カニカマサラダを作ります。カニカマ、茹で卵、きゅうり、白菜を刻んでボールに混ぜ合わせます。「白菜と言えば、日本では煮込んじゃうんですけどサラダにいれるんですか」「逆にウクライナでは白菜は生で食べるんですよ。ビタミンを摂る目的でサラダにします」コーンとディルを入れ、マヨネーズで味付ければ、できあがり。「簡単でおいしいサラダです!」確かに簡単で手ごろな材料で作れるサラダの最たるもの。おすすめです。「でも今日は茹で卵2個は少ないですね、3個がいいでしょう」すみません!

 

 

さて、メインディッシュにもどりましょう。「ルーを作ります。別のフライパンで作り、あとで鍋に戻します」フライパンに、バター8g、小麦粉大さじ1.5~2、サラダ油を入れ、温めながらうす茶色になるまでかき混ぜます。その後、肉と玉ねぎの入った鍋から、お玉1~2杯分のスープを少しづつ入れ、混ぜます。お~!これは本格的な感じがします。バターの香りも良く、美味しさを保証する香りです。ルーを鍋に戻し、トマトペースト、好みのスパイスを入れ、さらに弱火で五分ほど煮て、最後に塩味をつけてできあがりです!

 

 

今回は豚フィレ肉を使ったので、ちょっと上品すぎるテイストになってしまいました。うーん、もっと脂身のあるお肉の方がいいかも。上品すぎた…。付け合わせは蕎麦の実。「マカロニや米にしてもいいですね。これも家庭料理ですから、たくさん作って下さい。明日も食べられるようにたくさん作るのが美味しく作るコツです。仕事から帰ってきて、温めればすぐ食べられます」とヴェーラさん。

 

 

次回は、おさらいでピーマンとズッキーニの肉詰めトマトクリームソース煮です。例年にない暑さには、この夏らしいメニューが食欲をそそります。

 
 
株式会社日露サービス
代表取締役社長
野口久美子

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