新しいハバロフスク
2019年10月15日
出張で秋のハバロフスクにやってきました。
20年前、ここでアパートを借りて、ロシアの組織で会社員をしていました。
中国との国境を兼ねているアムール川は、中国名で黒竜江。1,855,000㎢もあります。隅田川は693㎢ですから、その広大さは、ロシアサイズとしかいいようがありません!
晴れた日の水辺は、青一色。遠くに見える白い建築には、かつてはレストランが入っていました。ここから食事をしながら見る夕暮れは、最高にきれいでした…。(でも冬は、絶対行かないほうがいいわね)
1977年に建設されたインツーリストホテル。今年、もともと株主だったハバロフスクの実業家が買い取り、オーナーが変わりました。今でもソ連風なレトロスタイルが好きだったのですが、リニューアルされています。なんでも、昔はあったお土産屋や売店はホテルビジネスに利益はないから、とオーナーは撤去を決めたそう。従業員も半分に減りました。
このホテルの最大の魅力は、大きさと立地。
左の白い建築がインツーリスト。右側はもうアムール川。夏の朝、このホテルからさっとアムール散策に行くのは最高です!疲れたら、すぐに宿に戻れるうえ、ロシア革命前の建築群が美しい旧市街も、すぐそば。古くさい、ソ連っぽいよ、なんて言う人もいるけど、やっぱりソ連時代にここに建てられたのは理由があるのです。
ホテル内に、新しいカフェがオープンしたばかり。
グレーのソファに、スモーキーブルーのじゅうたんがなんともおしゃれな感じです。しかしコーヒーは一杯300円程度しますから、ロシアの物価、特に外食は決して安くはありません。ピロシキもおいてあり、いい感じ。ピロシキは1個100円くらい。お勧めです。
20年前、私が勤務していたロシア国営ラジオ放送局「ロシアの声」日本課の入っていた、ドーム・ラジオもまだありました。現在は、地元のテレビ局などが入っています。周囲に高層建築がはとんどない、アムール川ほとりの放送局。冬は、とにかく寒い風が吹きつけて、もう、通勤は大変!!当時は、ここで中国課と朝鮮課が、それぞれ中国と朝鮮半島に向けて放送を実施していました。
中国課の雁羽ちゃんは、私の仲良しの同僚でした。青島から来ているといってたっけ。
20年の歳月を経て、ハバロフスクは変わらない場所も残しています。
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