きりんの夢見る若者住む場所。
2016年9月8日
谷川俊太郎の詩「朝のリレー」。
カムチャツカ半島の話をすると、多くの日本の人たちが、「カムチャツカといえば」と前置きしてくれる。
きりんの夢をみる若者の住むところとして、カムチャツカは現れる。そんな、カムチャツカ半島のペトロパブロフスク・カムチャツキーにある機関を訪ねるために、訪問しました。
ウラジオストクから3時間ほどの半島。
物資を空輸に頼っているから物価が高いの、と地元の人は言います。とはいえ、エネルギーに関しては本土を頼らずにやっていけるそう。
あなたのために特別に開けたんですよ、とクロアチアのワインを注ぎながら、知り合った地元の人は微笑んだ。
空輸で持ってきたワインは、おそらく、ここではとても高額なのだと思う。それを初めて会った私に飲ませてくれる心が嬉しいのです。
しかも、いくらとカニが安くて美味しい。特にいくらです。
いくらのガッツリ乗ったオープンサンドには無塩バター。紅茶と一緒に頂きます。
もう、もう、幸せ!!ロシア語屋やってて良かった瞬間のベストワン!
2位、ロシアのダイアモンドジュエリーをお手頃価格で手に入れた時。
3位は、グルジアワインを飲みながら、ロシアの素敵系男子とお喋りするとき?
パラトゥンカ温泉郷の宿で、朝日を浴びながら温泉に入りました。
ロシアで温泉、これはなかなかありません。ざんぶりと湯から上がり、ロビーでぼんやりしていました。
すると、「クミコ!」。
振り返ると、18年前、ハバロフスクでお世話になったロシア語の家庭教師・エーリャが丸い目をさらに丸くさせて立っていました。
「エーリャ!?どうして?」
「こっちのセリフ!バカンスに来てるの、毎年よ!」
なんという偶然のめぐりあわせ。ロシアの東の果ての温泉宿で、まさか昔の知り合いに遭遇するとは…。
そして極め付けは、満点の星輝く夜空と、青黒くさざめく海辺。
降るほどの星、という形容でお茶を濁したくなるくらい、言葉が見つからない、美しい空。
火山灰で黒い砂浜からのぞむ太平洋は、日本の海とはなんだか違います。
カムチャツカの若者はきりんの夢を見るか?
それは判りませんが、ぜひ一度ご旅行されることをお勧めします。モスクワにはない美しさを湛えた街なのです。
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