植物工場 第3章 新しい作物
2016年9月22日
ハバロフスクの植物工場に様子を見に行ってきました。9月も終わり間近、時はバービィ・リェータ。本来ならば肌寒い秋の筈なのに、暖かい日が続くことをこう呼びます。秋の「小春日和」とでもいいましょうか。爽やかな秋の日です。
いつもの仲間が出迎えてくれました。
「最近はどう?」「ラディッシュがなかなか美味しくできたよ!試食してよ!」
なるほど、まるでトマトのような真っ赤なラディッシュが実っています。思い切ってがりっと噛んでみれば大根のような味わいです。しかも大きいので、なかなか食べきることができません。辛味もしっかりあります。ここの工場は、試験栽培にとても熱心。今までどれくらいの種類の野菜を作ってきたことやら…。創意工夫の好きなロシアの人々らしい試みです。あれこれ作ったと知らせてくれるものの、実際見に行った時には「ああ、あれ?試験栽培だから販売はしないことにしたよ。コストが高くてさ…」と言われてしまうこともザラにあるのです。
でも、あれこれ日本人がなんでも指導し、マニュアルを押し付けるより、彼らの国で育つ植物工場なのですから、好きにやって頂きたいものです。特に、植物検疫制度は厳しいので、こちらの考える種を簡単にロシアに輸出することは出来ません。彼らの国で手に入るものでやって貰うのが、一番です。いつまでも外国人の手を借りてばかりの産業は、政治や経済の問題でなにかが起きた時、あっという間に廃れてしまうでしょう。
それにしても、ここを訪れるとおやつがわりに野菜を食べる羽目になります。
夜は、こってりあつあつのボルシチやチキン・キエフでも頂くことにしましょう。
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