ウラジオストクを視察しました①
2020年2月29日
Здравствуйте! 零下12度の午后。
寒いのに太陽が輝くのは、ウラジオストクやハバロフスクの冬。
かつては閉鎖都市だった、沿海地方のウラジオストク。今のウラジオストクが始まったのは、1860年。北京条約で清からロシア帝国領となった地域です。それまでは、延々と、北東アジア史の中でも中国史の中にある渤海国や、元の時代もあったわけで、この街の数奇な運命を感じずにはいられません。
夏は砂浜に波が打ち寄せるのですが、ご覧の通り、凍っています。氷の海の上をのんびり散歩している人々。まぶしい太陽の下で、ざらついた氷の上に立つのはなんとも楽しいものがあります。
さて、いくつかの会議や挨拶の後、マリインスキー劇場沿海州別館を訪問しました。本家はエカテリーナ二世がペテルブルクに作らせた劇場で、「白鳥の湖」の初演が行われたことで有名。こちらは、指揮者やバレリーナもロシア人に限定せず、国際色豊かなメンバーで上演するのが特徴のひとつ。
劇場内部
劇場ホワイエ。寒い国で、これだけガラスを使用した建築は、ある意味贅沢です。新築されたウラジオストクの空港もですが、最近のロシア建築は、こうしたガラス張りの空間を愛する傾向にありますね。
劇場のカフェ。やっぱり沿海州ですもの、イクラのオープンサンドで。
プーシキンの名作「スペードの女王」を拝見しました。オペラ歌手たちの歌も素晴らしく力強く、演出も華やかです。ロシア文学の世界を存分に再現した、ロマンティックで悲しい世界に圧倒されます。重厚な本物の芸術を、こんなに近くで観られるのは、日本の観客には幸運としか言いようがありません。
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