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ロシアのおみやげ考

2016年1月10日

イタリア語通訳の友人に、ねえ、これ貰ってくれない?と差し出されたのは、オレガノの束。とってもいい香り!シチリアの方のなんだけど、ご迷惑じゃなかったらぜひ。え~!とっても嬉しい。枝のついてるオレガノなんて、初めて見た。ピッツアみたいな香りがする!あ、ピッツァにかかってるからか・・・。

 

一方、ロシアのお土産の気の利いたお土産はと考えると、本当に少ない。キャビアやダイアモンド?まずムリ。よほどの下心のある、今後のつきあいが重要すぎるほどに重要な相手にしか贈れない。ミンクの帽子も、日本では使える地域が限られるうえに、動物愛護精神のある彼女なら、間違いなくあなたと別れるだろう。ウォッカ?40度もあるお酒を好む人は意外と少ない。チェブラーシュカが流行った頃はチェブラーシュカグッズ。でもMADE IN CHINAなんて書いてあったりした。マトリョーシカは1回あげれば十分で、また欲しいから買ってきてとリクエストする人はほとんどいない。

結局、無難なところでチョコレートや紅茶になる。紅茶だって、別にロシアで茶葉を採取したわけでもないんだけど…。

 

ところが、ここへきてねだられるのは、プーチン大統領のグッズです。冗談のつもりでTシャツを買ってきて、友達にあげたところ、その場にいた別の友達が「面白い、欲しい!」。本気?そのひとの誕生日には毎年Tシャツをあげていたのだけれど、頑張っておしゃれでかっこよさそうなのを探していたのに、まさかこの大統領にくらいつくとは。年が明けるなり開口一番、「今度いついくの?大統領のカレンダー欲しいんだけど?」うーん、じゃあ、あったらね。

 

それにしても、このグッズの数々、そこそこ人気もあるのだから、大統領府で公式に作ればいいのに。でも、そうなると本気で独裁国家じみたことになるからやらないのだろうか。経済の低迷しているロシア、2016年は元気を出してほしい。やっぱり、世界中の皆の称賛を得、同時に顰蹙も買うような国でいてほしい。超絶イケメンだけど、女目線でいうところの「悪い」男性や、素晴らしくキュートだけど、平気で人をふりまわす奔放な女性に、独特の魅力があるように。

 

本年も何卒宜しく御願い申し上げます。

 

 

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