ゲドリブジェ
2019年12月4日
ロシアの北コーカサス連邦管区に、カバルダ・バルカル共和国があります。コーカサス系カバルダ人、ロシア人、テュルク系のバルカル人が大多数を占め、人口は87万人ほど。カバルダ人はカバルダ語を話し、近隣のアディゲ共和国で使用されるアディゲ語に大変近い言語で…と言われても、日本人で「ああ、あれね!」とわかる方は少数派でしょう。
そんな(日本からあまりに遠い)カバルダ・バルカル共和国に、大変おいしい鶏肉料理があります。その名もゲドリブジェ。サワークリームで煮込む、酸味のさわやかなシチューです。日本で手に入る材料で、とても簡単にできます。クリスマス・シーズン(って、カバルダ・バルカル共和国はイスラム圏なのですが)のホームパーティに、ぜひお試しください。
材料(4人分)
鶏モモ肉 650g
サワークリーム(なければ生クリームとヨーグルトを混ぜたもの)大さじ5~6杯
玉ねぎ 1個
にんにく 1かけ
オリーブオイル 小さじ1杯
塩・黒コショウ 少々
水 200cc
イタリアンパセリまたはディル 少々
オレガノ・ナツメグ等お肉に合うハーブ類 小さじ半分
作り方
① 厚手の鍋にオリーブオイルと鶏肉を入れ、塩・黒コショウをふり、皮に焼き目を付けるように焼く。
② 鍋から鶏肉を出し、千切りの玉ねぎ、にんにく、塩・黒コショウで炒める。
③ 鍋に鶏肉を戻し、サワークリーム、水、ハーブを入れて蓋をし、弱火で20分煮込む。
④ みじん切りにしたイタリアンパセリまたはディルを入れ、さらに2分程煮込んで出来上がり。
あれば、パプリカパウダーを入れると、もっとカバルダ度がアップします。
ロシア料理もそうなのですが、ゲドリブジェは意外と白いご飯に合うのが、とても不思議です。でも、ボルシチと白いご飯って合うよね~?とロシア語圏の人に同意を求めても、皆さん、「え~?そうかなあ…」。白いご飯崇拝は、東アジア、あるいは日本ならではのようです。ここら辺は、分かちえない文化の壁ですね…。
ロシア国内には、様々な文化と歴史を有する21の共和国があります。(ウクライナとの係争中のクリミア共和国に関しては、日本ではまだ認めていません)モスクワや極東以外にも、面白い場所が多くあります。スラヴ圏以外の文化に出逢えるのも、ロシアならではのポイントです。
残念ながら、弊社ではまだこういった共和国でのビジネスは展開しておりませんが、ぜひ、展開していきたい所です。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
- 令和3年新年の御挨拶
- 年末の御挨拶
- 弊社のハバロフスク事業がロシアのニュースサイト等で紹介されました
- ハバロフスク★いちごプロジェクト
- オンライン講義通訳・プレゼン翻訳
- 3期目
- Меморандум ハバロフスク地方ヴャーゼムスキー地区との協力覚書に調印
- ქართული ენა ジョージア語翻訳はじめました
- ロシア通商代表部訪問
- Сотрудничество с Россией ロシアとの農業協力の開始
- 創業から1年半を迎えて
- Сотрудничество с Республикой Беларусь ベラルーシ共和国との協力
- ウクライナ・プロジェクト
- コーポレートロゴ
- PayPal決済のお取引始めました
- モスクワ ロシア語通訳
- 英露翻訳 露英翻訳
- ウラジオストクを視察しました②
- ウラジオストクを視察しました①
- 2020年新年賀詞交換会
- 新年の御挨拶
- カザフスタン共和国独立28周年
- ゲドリブジェ
- 報道・スポーツの通訳者・通訳案内士
- 御挨拶
- ルーマニアがステキな国だった件
- 第41回アームレスリング世界選手権 ルーマニア
- ハバロフスクのカフェが意外と可愛い件
- 新しいハバロフスク
- 医療・製薬のロシア語通訳者