第3回ロシア関係分野就職促進シンポジウム「ミチター」
2019年8月7日
先日お知らせしました、日露学生交流会の皆さんによるシンポジウムに伺いました。弊社のプレゼンテーションとパネルディスカッションの5名のパネラーの一人として、参加させて頂きました。
今回は、ロシアで絵本を発表されている絵本アーティストの方など、ユニークな方がいらしており、大変勉強になりました。日ロ関係をとりまく、環境の変化を感じます。
衆議院第一議員会館という大変オフィシャルな場所でしたが、学生の皆さんの仕切りは大変素晴らしいものがありました。私が大学生だった頃、こんなイベントをやろうとも思わなかったし、仮にやったとしても、ここまで素晴らしく出来たのかどうか、大変疑わしいものです。21世紀の日本の大学生、なかなかしっかりしています!
何より驚いたのは、多くの女子学生が「ロシアで働いてみたい」「ロシア語を使って仕事をするにはどうしたらいいか」と積極的に尋ねてきたことでした。ロシアとの関わりは面白い、真面目にロシア語を勉強しているのに、働ける場所がない…。若い人たちが、今もこんな風に考えているのは、ある意味残念なことです。私の頃も、ロシア・旧ソ連と関わる仕事は大変少なく、就職活動は困難を極めました。しかし、20年経っても、日ロ関係が殆ど変化していないので、意欲ある学生の志を萎えさせているのです。
それは、私達、この分野に関わってきた大人たちの責任です。後進の若い人が進める道を、切り開くことが出来なかったのです。彼女たちの姿を打ち眺めていると、私自身、力の及ばなさに寂しい気持ちにさせられました。若い人たちが入る隙間のない産業に、未来は存在しないからです。
彼女たちのあの情熱を共に分け合える日が、いつか訪れますように。
私自身も、いつの日も変わらずに、新しい挑戦を恐れず、歩いて行きたいと思います。
最後に、参加要請をして下さった、尊敬する恩師であり、20年前にロシア語の初歩をご教授下さった、早稲田大学文学部の源貴志先生、同じく早稲田露文の現役学生・泉谷知輝君、どうも有り難う御座いました。
こうして、過去と現在を分け合えた時間は、今年一番の想い出です。
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